芝居・演劇・読書、ア・ラ・カルト


by aimee_b
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実は昨日、歌舞伎を観て来た♡
これについては後ほど☆


さて、本日イヌトモに誘われて、赤坂でやってる「地球ゴージャス」の舞台、『星の大地に降る涙』を観た。


地球ゴージャスは初めて。印象としては、新感線と路線的には近い?かな、と。


あら、森山未來さんにぴったりな役も!ありました。


先に言っちゃうけど、その役をやった三浦春馬くん(19)は凄かった。声のトーンなどからの印象として、小栗旬が森山未來のように踊る青年。


三度めのカーテンコールで客演の三人を紹介したときにマイク向けられて、立ち回りで少し失敗したこと、でもお客さんがとても優しく拍手をしてくれた…と言いながら泣いてしまったーそうか、そうかー、頑張ったもんねえ〜いいよ、いいよ、初舞台だもんねえ。


隣の岸谷五朗さんも上手く慰めつつ切り替えてたのに…涙が溢れてしまった模様。


観客は全員、感涙ですよー。春馬、頑張れo(^-^)o

続きは後でねー、今帰る途中です。




※ネタバレおおあり注意!!※


開幕してしばらくは時代がいつなのかよくわからない。衣装の感じからすれば江戸?でも主人公(?)シャチ(三浦春馬)が大嵐の後目覚める島(‥、なんかこの感じどこかで見た劇に似てない?とまず思う)の人たちの服装を見るとさっぱり時代がわからない。


そのうち「日の本(もと)」という言葉が!!(あれ?これもどこかの劇((劇団新感線《GOEMON Rock》))で聞いた言葉だ!)してみると、侍の時代かしらん???


舞台は日本から少し離れた島。どうも蝦夷となっているらしい。もともと争いを好まない種族であるが、倭人同士の幾多の争いに巻き込まれ、闘わない種族は殺され、命からがら移住してきた場所であること。


タバラの民は歌って踊って愛し合って平和に暮らしている。その作法も倭人とはかなり違っている。


記憶を無くしているシャチが倭人であると知っているタバラの民(え?タタラの民に似てる!!)は、争いを避けるためにシャチといつの間にか流れ着いたトド(仮名w=岸谷五朗)を海に戻そうと言うが、村の長の勧めと、村の守り神のシャチに運ばれてきた男だから‥とかなんとかで共存への道を探ることに。


憎しみを乗り越え、お互いの違いを乗り越えてこその平和だと言う。


しかし、平和なのはこの島の上だけで、一歩外へ出れば倭人同士の争いは続いており、領土を広げる倭人の手で平和も乱されていくのであった。


最後の最後でわかるのは、トドが蝦夷征服を目指した土方歳三であり、シャチが新撰組の一人であるということ。そういう時代だったんだ〜〜〜〜〜っ!!


テーマは明らかに「反戦」だ。シャチのセリフにもちりばめられている。ハッピーエンドではない。訴えかける最後で終る。


というのが流れ。上演時間、前半80分、後半60分で、舞台装置も豪華。照明も凝っていた。ダンスもものすごく切れていて、見ほれてしまうような人が数名いた。なにより、三浦春馬くんのダンス!驚きましたよー。マジにうまいです。立ちまわりも上手い。後から19歳と聞いて驚いたわ〜〜〜〜


客演の音尾さん。すごい声量!!すごい動き!!いろんな人がいるんですねえ。存在感絶大でした。


でもやっぱり一番素敵だったのは岸谷さんでしょうかねえ。あの絶妙な間合いと、コミカルかつ的確なダンス、ものすごーっくカッコいい立ち回り姿。緩急取りそろえてごちそうさまという感じでした。


この「反戦テーマ」の劇中の歌を書き下ろしたのはEXILE。なんだかどこかで聞いたような音楽だなあ〜ってちょっと新鮮味がないような曲層でしたが‥まあ聞きやすいものでした。


タバラの男女の様子をダンスで表現する場面‥。ベジャールのファンですか?エロスタナトスそのままじゃないですか?同じ???????その動き、その絡み‥見たことあるよ、それ、見たことある、というものでした。皆さんとても綺麗だったけど。


最初に書いたようにカーテンコールはとっても温かい雰囲気でした。ちゃんと岸谷さんも寺脇さんもマイク持って語ったし、ほんわかしたカーテンコールでした。客席には空席は見当たらなかったけど、立ち見の人がたくさんいたそうで‥それには本当に驚きました〜。


三浦春馬くんのせい???若い人がとても多かったように思いますねえ。


とにもかくにも、あっという間の三時間でした。


この先はまあ、自分勝手な感想ですけども。


いや、ほんと、新感線の五右衛門に設定が似てるというか、あれは五右衛門の時代だからもっと前ですけども、争いをしない民、島で幸せに暮らしている民が争いに巻き込まれる‥みたいな設定が似ててねえ。


だいぶ違うのは、新感線の場合、それぞれの役柄に愛着が沸いて、なんだか愛おしくなっちゃうような雰囲気なんだけど、ゴージャスの場合、もっと話の筋に集中が持っていかれますね。個々の役柄だけが目立たないし、テーマを前面に出しているからかな。

全然違う劇団を比較するのも馬鹿みたいな話だけども‥あえて言えば


ま、EXILEか中島かずきか、というところでしょか?!歌的には中島かずきに一票(笑)
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by aimee_b | 2009-06-24 17:26 | 演劇、映画、本、ドラマ
もうずっと溜め込んでいた録画分。絶対に観たいと思っていつつも、自宅で映画を観るのは気合いがいるもんだな、と実感。その時間をぽっかり作らないといけない。しかもTSUTAYAとかで借りてきて、もう絶対に観る!と思っている程熱が入っているわけではない。

案外取り溜めた録画はそのままになってしまいがち。そのうち容量がいっぱいになって、まあまたやるだろうから消しとこうなんて思って1回か2回は消してる可能性も。

ジョゼと虎と魚たちもそういう類いの分類だ(-。-;) 犬堂一心監督といえばオダギリジョー主演の「メゾン・ド・ヒミコ」の監督だ。あ、「黄泉がえり」もか。

余談だけど、メゾン・ド・ヒミコは心にストンと落ちてしまった映画のひとつ。とても好きなのよねえ。

恒夫役の妻夫木聡くん。彼を初めて見たのは2001年の竹野内豊主演「できちゃった結婚」での竹野内の部下、巧の役。この人、うまいなあ〜きっとこれからもずっと出てくるな、って思ったのが最初。それから上司の竹野内豊氏をぐーーーーんと追い抜いちゃって今やねえ(^.^;) 大河ドラマで主演ですからねえ。

で、今回「ジョゼと〜」での役柄にぴったりだった。

障害者であるジョゼ。彼女が海の底から泳いで浮上するのを手伝って、でも支えきれなくて逃げ出す役。とはいえ、恒夫は彼女の側からすれば、浮上を手伝い、新しい世界を与え、自立のきっかけを作ってくれた人。

「車いす買おうよ」という恒夫の言葉に「いらない。こうしておぶってもらうからいい」というジョゼ。「頼みますよ、もう勘弁してよ。」と本音が出てしまう恒夫。
何かしてあげないと、助けてあげないと、と恒夫に思わせてきたジョゼだけど、一緒の時を過ごすうちに、何でも頼る、わがままだと感じられ、いつしか頼られる事が苦痛に。

たぶん、ジョゼは頼る事で、寄り掛かることでいつまでも一緒にいられると知っていた。ジョゼが独り立ちしたら恒夫はいらなくなっちゃうもんね。そのくらいジョゼにとっては劇的な世界の始まりだったもの。

最後に電動車いすで自転車と同じくらいのスピードで走っているジョゼの姿に、「百万円と苦虫女」での蒼井優のラストシーンの吹っ切れた表情が重なる。清々しい。

女性は強いな、たくましいな、清々しいな、そう思える。

一方で大切なものを自分のせいで失ったと、道路脇で不意にむせび泣いてしまう恒夫‥、そして吹っ切って行ってしまう蒼井優の姿にぼう然とする「百万円〜」での森山未來。男って‥w

原作は田辺聖子。

昔ずいぶん読んだけど、「ジョゼ〜」は読まなかったなあ。どこか吹っ切れる話が多いような気がしたけど。肝が据わってるというか。

なかなか良い映画でした!!
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by aimee_b | 2009-06-16 20:28 | 演劇、映画、本、ドラマ

2005年のちょうど今ごろから、芝居観劇仲間の一人によって韓国ドラマの世界に引き込まれて以来、いったいどれだけの韓国ドラマを踏んできたでしょう?!ペ・ヨンジュンだ、クォン・サンウだ、と騒がれていた時期には見向きもしなかったのに、信頼できる友人に誘われて‥恐ろしい道にはまったもんです。

「サンドゥ、学校へ行こう」「ごめん、愛してる」「フルハウス」「クァンキ」「このろくでなしの愛」「宮」「コーヒープリンス一号店」「ハローお嬢さん」「銭の戦争」「12月の熱帯夜」「頑張れ!クムスン」「バリでの出来事」「ファンタティックカップル」「マイガール」「パリの恋人」「マジック」「魔王」「オールドミスダイアリー」「ぶどう畑のあの男」‥シリアスからラブコメまで、延々きりがない(^.^;)

まじめに日本のドラマを見るとしたら「山田太一もの」くらいで、あとはたいていボツってました。というのもドラマの主人公とCMがタイアップしすぎていて、せっかくいい場面で入るCMにさっきまでシリアスだった主人公が笑顔で登場していたり‥携帯電話の会社がスポンサーだろうな、とばればれな程に携帯が出てきたり、スポンサーの力が大きすぎですよ!!かといってCMのないNHKのドラマ、作りがちゃちくて本当に面白くない(今やってる「ツレウツ」はまあまあ)。

そんなワケで遠のいていた日本ドラマでしたが、久々の竹野内豊氏の出るドラマ(しかも脇役)として見てみようかなと思っていた「BOSS」。期待を裏切ってなかなかどうして面白いですねえ。

奇をてらった事件が起きる脚本がいいとはちっとも思いませんが、ありえない設定も含め、演出がいやにあっさりしていていいかな。わさびと醤油という感じ。

今は韓国ドラマとの違いを感じながら見てしまうので、日本のドラマってすごくスマートだなあって思います。

韓国ドラマを見始めた頃(注:冬のソナタは見たことがありません)、短いドラマが全16話。通常のドラマが全20話前後、ちょっと長くて32話程度。モット長いのは大河ドラマ並の構成で作られていたので、日本の全10~12話で終ってしまうドラマのあまりの短さにびっくりしたもんです。

しかも韓国ドラマは1話の構成が途中CMなしのたっぷり60分〜70分もの。それが日本だったら途中CMありの正味47分程度です。

でもありとあらゆる韓国ドラマを見てくると、全10話ですっきりと終っている日本のドラマもなかなかいいのかも!と改めて思うようにもなりましたねえ。

韓国のドラマには「お定まり」の定番スタイルが定着しています。家族、仕事、社長、病院、事故、記憶喪失、恨み&妬み、強烈な頑張りをみせる女性、プラトニックラブ‥などなど。そのいくつかが組み合わされてドラマを作ってます。家族、家庭の匂いのない話はほとんどなく、それゆえ、トイレの場面とか食事、居酒屋の場面は必ず登場するのが普通。表現方法も直接的で、食事時間にこのテレビを見たら気持ちが悪いだろうというくらいの汚い場面も平気で流します。あれは韓国では「あり」なんでしょう。「リアル」なんでしょう。

逆に日本のドラマではそういう日常の汚い場面は全てカットされていて、美しく仕上げられてます。主人公の家族とかそういうのはもちろん出てこないし、食事の場面もありません。

今回の天海祐希さん主演の「BOSS」にしても、生活の匂いは全くしません。個々の人物描写には時間をかけてますし、それぞれの再生物語のような組立になってますが、それでも人間関係はやっぱりしょうゆ的。さっぱりしてます。

韓国の人間関係はどろ〜っとした味噌ソース的。コチュジャン的なの?話の展開も上げたり下げたり揺れ幅が大きくて見ている人間もあっちこっちに揺すられて感情の起伏が激しくなりますね。それがたぶん、日本のドラマのさっぱりでは物足りない人たちの心を揺さぶってしまったように思います。言葉も直接的で日本語にしたら恥ずかしくて面と向かって言えない事を真顔で言い、真剣に怒り、真剣に泣く。感情の起伏が本当に激しいのです。

それにちょっと疲れちゃった(^.^;)

「BOSS」の中の竹野内氏の役どころ、警察で権力のある地位にありながら、本当にノリが軽い役。こういうチャラ男的な役は本当に上手いと思う。

もうすぐ最終回。ま、何も考えずに最後までそれなりに観られるドラマとしてお勧めかも!
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by aimee_b | 2009-06-13 10:21 | 演劇、映画、本、ドラマ