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by aimee_b
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高齢出産は確かに…

いろんな意味で、医学的には問題が出てくるでしょう…犬でもさ。

Excite エキサイト : 社会ニュース

産科婦人科学会は「35歳以上の初産」を高齢出産としているため、「それまでに出産すれば大丈夫」という風潮があるという。しかし、卵巣機能などは、年齢とともに低下する。ーー同記事より


高齢で初めてお産をする犬の場合ね、やっぱり子宮の機能の低下は否めません。産後の肥立ちが良くないかな。いつまでも悪露がでてしまうし、子宮の収縮も今一つでしょう。

さらに、遺伝性の問題も出やすくなるようなデータがあるかな。犬の場合ね、あくまでも。

牡はさ、何歳になっても毎回新しい精子を作ってくるから、足腰さえしっかりしていれば種牡として問題はないですね。ラブラドールだって、10歳、11歳でも種牡です。

それに対して牝はやっぱり7歳、8歳が最高でしょうか。(生涯の交配数は3−4回が最高として)精神面では、人間とは逆でして、あんまり長い間お産をしないでいると、気持ちが人間化してしまって、本能の子育てがうまくできないんですね。犬の場合は胎盤の処理から子犬の排泄の世話も何もかも母親がやりますから。それを嫌がったり、人の顔色を見ていたりと、本能が低下しますね。だからやっぱり犬の場合は年齢は若い方がいいと思います。だからといって、子犬に産ませても駄目なわけで、精神と体が十分育った頃、ラブラドールならば2歳過ぎが適時でしょうね。

それと比べると、同じ動物でも人間は違うでしょう。年齢が上がれば上がるほど、子育てのノウハウについてもじっくり考えるし、自分に対する自信もあるし、金銭的な余裕もあるし、年行ってからの子育てっていいんじゃないかと思いますね。確かに若い頃のお産の方が軽いかもしれないし、成功率は高いかもしれませんけど、それだけじゃないでしょう、子供を産むってことは、ねー。
by aimee_b | 2004-12-10 18:19 | 犬達のこと